イギリスの写真家。ドイツ・ハンブルクに生まれ、ロンドンに没する。ヨーロッパを転々とするも(その間、マン・レイのもとで働くこともあった)、1930年代には、イギリスに至った。戦前から活躍している、イギリス最大の生粋のモダニズム系写真家といえる。1936年の『家庭のイギリス人(The English at Home)』(イギリスの家庭の記録作品集)および1961年の『パースペクテブ・オブ・ヌード(Perspective of Nudes)』(耳などの体の一部分のみを極端にアップして撮影したようなシュルレアリスム的なヌード作品を含む)が有名です。