グレゴリー・コルベール／バイオグラフィー
グレゴリー・コルベール(Gregory Colbert)
グレゴリー・コルベール（1960−）Gregory Colbert
カナダ・トロント出身の映像作家・写真家。ノマディック美術館（The Nomadic Museum）の写真・映像作品展「Ashes and Snow」のアーティストとして知られている。 グレゴリー・コルベールは、1992年、スイスのエリゼ美術館で初の個展Timewavesを開催し、世界的に高い評価を得ました。
しかし、その後の10年間、映像やその他の作品をいっさい発表せず、世界の様々な場所を訪れ、人間と動物との交流を映像と写真に収めていきました。1992年以来、60回以上の探検旅行を重ね、コラボレーションを実現させた動物はなんと130種以上に上っているそうです。人間の被写体には、ミャンマーの僧侶、トランス・ダンサー、サン族の人々、土着の民族などが含まれています。
2002年、コルベールは、イタリアのヴェネツィアで「Ashes and Snow」を開催。かつてない規模、かつてないスケールのイメージと写真を集めたAshes and Snowであると評価されました。1万2,600平方メートルの広さを占めるこの作品展は、ヨーロッパで開かれた個展として史上最大級と言われています。
その後も「Ashes and Snow」は各国で開催され、多くの評論家や、一般層にも高い評価を得ました。累計1,000万人以上の鑑賞者を集め、生きているアーティストの作品展としては史上最多の動員数を誇っているそうです。グレゴリー・コルベールはこれまでも様々な賞を受賞したほか、さまざまな方面でその功績を認められてきました。最近ではメキシコの名誉文化・観光大使にも任命されています。
そして、ノマディック美術館の「Ashes and Snow」は、今後も際限なく世界各地を巡回する予定です。
グレゴリー・コルベール／アートポスター 一覧
『Ashes and snow Boy Reading to Elephant』
Gregory Colbert
ノマディック美術館開催の移動式の美術館「Ashes and Snow 」ニューヨーク開催時の作品になります。象と少年の寓話的世界観がつづられるアートポスター。色調とシンプルな構図から生み出される空気感は、さながらこの世界が身近に存在するかのようです。
『Ashes and snow Eagle with Dancer Santa Monica 』
Gregory Colbert アートポスター
サンフランシスコで開催された「Ashes and Snow 」での出展作品です。
一際目をひく鷹の雄雄しいまでの勇姿と、傍らに佇むトランス・ダンサーの凛々しい姿が印象的な一枚。世界に挑む孤高の存在、それに鼓舞され、静かに勇気を奮い立たせるような世界が伺える作品です。
『Ashes and snow Orangutan Story』
Gregory Colbert アートポスター
オランウータンに物語を読み聞かせるような、民族的衣装に身を包んだ少女。何処か物語のような、まさに寓話的な世界が広がりを見せる作品です。こちらの作品は「Ashes and snow」メキシコでの開催の際のポスターとなります。
『Ashes and snow Child Next to Cheetah Santa Monica 』
Gregory Colbert アートポスター
土着民族の少年とチーターの映し出された作品。こちらもサンフランシスコで開催された「Ashes and Snow 」での出展作品です。この作品のみならず、コルベールの被写体には動物と人間との原初の姿、同じ生き物として感覚を共有していく様が描かれていきます。
『Ashes and snow girl with elephant』
Gregory Colbert アートポスター
「Ashes and Snow 」ニューヨーク開催時に発表された作品です。コルベールの作品には必ずといって良いほど人、そして動物が登場します。このアートポスターにもそれは確かにあり、少女と象が同じ目線にあって世界観が構築されています。見るものの角度から様々な情景が思い起こせる自由度の溢れる一枚。
グレゴリー・コルベール(Gregory Colbert)
2002年、コルベールは、イタリアのヴェネツィアで「Ashes and Snow」を開催。かつてない規模、かつてないスケールのイメージと写真を集めたAshes and Snowであると評価されました。1万2,600平方メートルの広さを占めるこの作品展は、ヨーロッパで開かれた個展として史上最大級と言われています。
